2012年10月8日月曜日

10/8 御在所 一壁

私は一ヶ月ぶりの御在所練習。前日に椿岩に行っていたので今日は調子が良い。椿では、お互いのエイトノットの確認と、ハーネスチェック、リードビレイでの注意点やコツを教わり、5.9のルートを中心に遊ばせてもらった。
前日の御在所は風があり寒かったようで、前日に御在所の中尾根に行っていたという先輩方はダウンなど防寒具を持参されていた。

今日は小さな落石がちらほら、大きな落石も前尾根(おそらくP7)あたりであり岩の緩みが気になる1日だった。

私は今回、はじめて外岩のリード。登る前2回セカンドのビレイの組み方を練習して挑んだが、やはりいざ登って上で組んでみると色々反省点があった。
反省点1:自分のビレイループにATCガイドを付けているつもりでビレイポイントに引っ掛けてしまう
 リード確保時ワイヤーケーブルに環付きカラビナを付けて使用していたため、それをそのままビレイ支点にかけてしまいがちだった。これだと、セカンドビレイ中せっかくのATCガイドの墜落時のブロッキングがかからない(ただのグリップビレイになってしまう)。メタルアイに環つきカラビナをかけそれをビレイポイントにかけると墜落時ブロッキングがかかる。(下図参照)

 

反省点2:スクリューカラビナの環を内側に押しながら回してしまう
 クセでしょうか‥。これだと、環を回しているときにカラビナが開いてしまいがち。スクリューは回す方向も環の向きで逆にしてしまうこともあるのでさらに時間を要してしまうなぁと感じた。慣れでしょうか‥。オートロックカラビナの方がこの点で良いような気がした。
セカンドビレイをするならビレイ支点から直接だと近すぎて操作しにくいとのこと。先輩はスリングの短い環付きカラビナのヌンチャクをそれ用に1本持っていました。

【その他】
・懸垂下降
下降時の制動をかけすぎてしまって、カックカックと降りてしまう。制動がかかりすぎる前に緩めていくようにとのこと。今回デイジーチェーンに懸垂下降のロープが一回りしてしまい(これは左ききだったため先輩にチェックしてもらったあとロープをくぐって下側の手を左手にしたことによる)、その摩擦もかかってしまった。下側の手を放さずにその手より下側のザイルを肩に回して頭をくぐらせればもとに戻せるとのこと。
・登攀時
ホールドを探すのではなくスタンスを探して登って、スタンスを決めてからホールドを決めた方が良いとのこと。


以前御在所P7での滑落があったが、私は一度もセカンドビレイをしたことがなかったのでその話が分からなかった。今回Izさんにセカンドビレイの練習に付き合ってもらいその時分からなかった「折り返し」の説明など聞くことが出来た。

登りこみがまだまだ足らないので、しばらくまた登りこみに精を出そうと思います。
誤った点などありましたらご指摘下さい。
(Yk、St、Iz、Kw、Sw、Yo) by Yo

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