2012年11月23日金曜日

11月23日 御在所 前尾根アイゼントレーニング

山麓の紅葉が始まった。季節相応に寒いが人少なく快適に前尾根でトレーニング。

私は初めての岩場アイゼントレーニング(以下アイトレと表記)。アイスもしたいと思っていると購入したサイボーグは前爪が長く前尾根のスタンスに乗り難い‥。

‥‥‥‥

“ちゃんと”アイスクライミング用を購入したらしい♪(笑)

前尾根は縦走用のアイゼンの方が登り易いとのこと。サイボーグはトーベイルの位置が移動出来るので、用途は違えど今年度はどっちにも使おうかな。
(製品サポート情報:写真10、11トーベイル取外し取付け方→http://www.lostarrow.co.jp/support/ti_156.html)

御在所に雪はまだない。買出しして、希望荘の日帰り入浴(500円)を利用した後小屋へ帰る。ポツポツとメンバー集まり、鍋と焼肉を肴に年末年始の山行について話し合う。

七輪の煙 小屋中にけぶる 夕(ユウ)
(前尾根Yu-Yo、Is-Kn、話し合い +St、Iz、My、Sw) by Yo

2012年11月18日日曜日

11月18日 迷岳

まよい岳なだけに、行くの迷っていました。←サムい‥。。。
天気は回復模様であったものの、回復遅くかなり風に吹かれ肌寒い登山。前日の雨もあって櫛田川も唐谷川も水量が多い。普段とは違う水の流れを、眺められることが楽しい


2、3日前の竜ヶ岳山頂、初冠雪のニュース。冬が来たと喜んでいたが、街中にはまだまだ秋も下りてきていない様子。本年度はかなり早くから紅葉を楽しみだしたので秋がとても長く感じられる。
(N & Student×2, Yo)  by Yo

2012年11月10日土曜日

11月10日 セルフレスキュー練習2日目

本日はレスキュー練習2日目。気持ちの良い秋晴れ。

本日の内容:
・ライジングシステムの作製
・カウンターラッペルでの懸垂下降
・宙吊り状態からの自己脱出

未実施な主なレスキュー技術項目:
・ボルト打ち(支点の作製)練習
・こぶ(結び目など)の通過技術
・搬送など

日本アルパインガイド協会出版のレスキュー技術の本を、Msさんが小屋にしばらく置いておいてくれるとのこと。小屋の中でもロープを掛けて練習可能。

午前中は小屋の石垣にてライジングシステムの組み立てを行う。カラビナとスリングで3分の1システムを作り引いてみるがやはり引き上げには力がいる‥。
小屋の石垣にある練習用の支点で、4組に分かれて練習。各々6分の15分の1なども作ってみる。フォローの引き上げをシュミレーションして行ったが、足場が狭い所で自己確保しながらなので引ける範囲も狭い。上(支点側)から下へと体重をかけてザイルを引きたいところだが、カラビナが増えると摩擦も増える。

午後は小屋横の木に支点をとり、オーバーハング下で宙吊りになったことを想定して自己脱出を試みる。スリングがある場合と1本しかない場合、ザックを背負った状態などで練習した。1本で行うには長いスリングが必要だ。マッシャーを上へ押し上げるまでは出来るのだが、その後メインロープを蹴るところでYo力尽きてしまった。また、午前と午後で少しずつカウンターラッペルでの懸垂下降の練習をした。
個人的に懸垂下降は練習足らずで、練習しなければ私が行うことは危険だと感じています。出来るようになるまではそのような場合となったら救助を求めに行くつもりです。

家に帰って5分の1が作れずネット検索してみると雲海@岳樺クラブさんの考察を見つけた。「プーリーは自分に近い側に使うと良い」との内容で面白い。プーリーを持って行くならとりあえず1つあれば良いのではないだろうか。
【雲海@岳樺クラブさんの考察URL↓↓
↑↓今回の練習でほぼプーリーは使用しなかったので滑車=カラビナと読み替えてください。
3分の1方式(p44.1.1):滑車3は摩擦が増えるのでなくても良いがあると上から下へ体重をかけて引ける良さがある。ATCガイドであれば滑車1のオートブロックの部分のフリクションノットは要らない。ただし後に懸垂下降などでATCガイドを使用したい場合は、フリクションノットを作製しバックアップをとった後、メインロープの加重を移して取り外し可能。3分の1から6分の1を作製する場合は滑車を1つ増やしフリクションノットで滑車2の折り返し部分と繋ぐ(システムを足す)だけなので組みやすい。
5分の1方式(p74.2.1):メインロープの折り返し回数は3分の1と同じ。メインロープに取り付けたフリクションノット付きカラビナで1 mほどの長い細引き(ソウスリングも可。繋ぎ目、結び目がない方が扱い易い。)を折り返し、それぞれの端を滑車1側の支点と滑車3(図4.1.1でいう滑車2)に繋ぐ。3分の1から5分の1への組み替えは3分の1の滑車2の付け替えがあるので覚えていないと分からなくなりそう。】

↑↑言葉では分かりにくいですね‥。You Tubeにレスキュー動画をあげられている方がいました
「上手に組めたシステムは写真を撮っておけば良かった‥」が、帰ってきてから感じた感想でした。
(YuNStOnSmIsIzSwKmYo、Teacher Ms)  by Yo

2012年11月3日土曜日

11月3日 セルフレスキュー練習1日目

本日はあみだ岩にてセルフレスキュー練1日目。

スリングを使ったロープの上り下り、確保器の仮固定など練習する。夕方小屋の石垣にてMs氏から懸垂下降時のレスキューについて教わる。カウンターを取って事故者を押し上げ問題の部分(例えば負傷者の確保器のテンションなど)を解除する方法を教わった。またセカンドビレイ時のATCガイドのブロックの解除についても確認する。

これまで気にしていなかったが、環付きカラビナはレスキュー時のスリングなどのすべりを考えると本体(リング)に丸みがあるものが良いとのこと。(例えば左のものではなく中央もしくは右のもの)

またカウンターを取る時に使用するカラビナはプーリー内蔵のものを使用していた。バックアップは細引きで行う他にも、タイブロックやシャント等様々な器具があるそう。レスキュー用に持っていらっしゃったダイニーマ?の5.5 mmロープ(7 mほど?にしたもの)なども見せてもらった。

セルフレスキューで大切なのは“そのときあるもの”で出来ること。

レスキュー技術はガイド向けサイトなどにて見れるとのこと。日本アルパイン・ガイド協会は動画の視聴が可能。http://www.agsj.org/rescue/index.php

じっとしているととても寒い一日。日暮れも早くなり、下山道から見る四日市の夜景がとてもキレイだった。
来週も宜しくお願いします。
(YuNStSmIzSwKmYo)  by Yo

2012年11月1日木曜日

11月1日 修験業山から栗ノ木岳

松坂辺りには修行の山が多いらしい。松坂ではないが、美杉にあるまさに修行場と思われる山に登る。

杉山の奥に見えてくる広葉樹の美しい山がこれから登る三峰(みうね)山脈のようである。登山口は川上山若宮八幡宮の社務所横。すぐの急登を予想するも始めはもみじが植えられた明るい登山道で美しい。本には見晴らしはあまり良くないと書いてあったが、ちょうど落葉後で見晴らしが良く明るい稜線だった。トリカブトが花を咲かせている。


広葉樹の紅葉は美しい。
若宮峠から下山するも急斜面のトラバースな上もろい岩質の為ガレガレで下りにくい。。近くでミシミシと音を立てる木に慌てる。根ごと倒れている倒木に渡渉点が一部塞がれている。
はっきりした沢とデポ旗で迷うことはないものの、下っていて気持ちの良い道ではなかった。

と、思ったらやたら大きい‥、しかし長いものが横を通り過ぎて行くではないですか!!??

ふり返るとやたら尾っぽの長い丸々とした鳥が鳴き声も立てず、テテテテテテテと足速に“走り”去っていった‥。

走ってったよ‥、と衝撃を受けつつ駐車場まで。中旬にはこの宮のもみじにも彩が下りてくるだろう。雲出川の源流の宮にて、なで牛ならぬ『なで鳥』をしっかりなでておいた。by Yo