本日はレスキュー練習2日目。気持ちの良い秋晴れ。
本日の内容:
・ライジングシステムの作製
・カウンターラッペルでの懸垂下降
・宙吊り状態からの自己脱出
未実施な主なレスキュー技術項目:
・ボルト打ち(支点の作製)練習
・こぶ(結び目など)の通過技術
・搬送など
日本アルパインガイド協会出版のレスキュー技術の本を、Msさんが小屋にしばらく置いておいてくれるとのこと。小屋の中でもロープを掛けて練習可能。
小屋の石垣にある練習用の支点で、4組に分かれて練習。各々6分の1、5分の1なども作ってみる。フォローの引き上げをシュミレーションして行ったが、足場が狭い所で自己確保しながらなので引ける範囲も狭い。上(支点側)から下へと体重をかけてザイルを引きたいところだが、カラビナが増えると摩擦も増える。
午後は小屋横の木に支点をとり、オーバーハング下で宙吊りになったことを想定して自己脱出を試みる。スリングがある場合と1本しかない場合、ザックを背負った状態などで練習した。1本で行うには長いスリングが必要だ。マッシャーを上へ押し上げるまでは出来るのだが、その後メインロープを蹴るところでYo力尽きてしまった。また、午前と午後で少しずつカウンターラッペルでの懸垂下降の練習をした。
個人的に懸垂下降は練習足らずで、練習しなければ私が行うことは危険だと感じています。出来るようになるまではそのような場合となったら救助を求めに行くつもりです。
家に帰って5分の1が作れずネット検索してみると雲海@岳樺クラブさんの考察を見つけた。「プーリーは自分に近い側に使うと良い」との内容で面白い。プーリーを持って行くならとりあえず1つあれば良いのではないだろうか。
【雲海@岳樺クラブさんの考察URL↓↓
↑↓今回の練習でほぼプーリーは使用しなかったので滑車=カラビナと読み替えてください。
3分の1方式(p4図4.1.1):滑車3は摩擦が増えるのでなくても良いがあると上から下へ体重をかけて引ける良さがある。ATCガイドであれば滑車1のオートブロックの部分のフリクションノットは要らない。ただし後に懸垂下降などでATCガイドを使用したい場合は、フリクションノットを作製しバックアップをとった後、メインロープの加重を移して取り外し可能。3分の1から6分の1を作製する場合は滑車を1つ増やしフリクションノットで滑車2の折り返し部分と繋ぐ(システムを足す)だけなので組みやすい。
5分の1方式(p7図4.2.1):メインロープの折り返し回数は3分の1と同じ。メインロープに取り付けたフリクションノット付きカラビナで1 mほどの長い細引き(ソウスリングも可。繋ぎ目、結び目がない方が扱い易い。)を折り返し、それぞれの端を滑車1側の支点と滑車3(図4.1.1でいう滑車2)に繋ぐ。3分の1から5分の1への組み替えは3分の1の滑車2の付け替えがあるので覚えていないと分からなくなりそう。】
↑↑言葉では分かりにくいですね‥。You Tubeにレスキュー動画をあげられている方がいました。
「上手に組めたシステムは写真を撮っておけば良かった‥」が、帰ってきてから感じた感想でした。
(Yu、N、St、On、Sm、Is、Iz、Sw、Km、Yo、Teacher Ms) by Yo
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