12月29日
新穂高ロープウェイでC0して出発。前日雨で今日もそんなに寒くない。登りはじめてすぐ下山者7人ほどとすれ違う。穂高平小屋まではトレースがあり、そこからラッセルが開始する。白出沢を渡れば林道終点。雪崩警戒のブドウ沢、チビ谷を通過して滝谷避難小屋まで。天気は良くジャンダルムも綺麗に見える。これから天候が悪くなる予定なので今日以外はこんな景色は撮れないよということで写真を撮りながら歩く。予想外に雪崩斜面が多かったようでデブリが次から次へ出てくる。。。暖かな陽気に雪は融けて落ちてくる。槍平小屋外にてC1。到着時誰もいなかったが、さすが年末年始。その後続々と後続Partyがやって来た。
12月30日
2日目。視界はそこそこ。3時半起床のつもりが誰も目覚ましを設定していず5時半起床となった。遅めの出発となるも歩き出して1時間も経たずに先行Partyに追いつく。前日擦れ違ったPartyが言っていたように雪が深い。交互に前に出つつラッセルする。今後の天気が良くない予報なので、中崎尾根に出て一緒に登っていたPartyはそれぞれ引き返し組みと先行組みに分かれた。先行は自分たちを含む2 Partyのみか。2500 mプラトーを目指し行ける所まで行くことにする。北にのびる尾根はクリスマスのように雪が積もった樹林帯。北東に尾根の向きが変わる辺りから小さいが西側に雪屁が張り出す。木もまばらになり2500mプラトーへの登りはクラストしていて落ちたら下まで止まらない様子。視界も落ち、テントが張れそうではないので引き返し2400 m付近か?雪崩れなさそうなところに穴を掘りブロックを積みC2。湿雪で濡れた装備を乾かす。
12月31日
3日目、思っていたより雪は積もっていない。がトレースはほぼない。来た道を引き返す。途中西側に寄り過ぎ雪屁を踏み抜いた。仕切りなおして歩くと樹林帯にはテント泊したPartyが2組居た。中崎尾根から槍平への下り口では、登ってきた尾根が分かりにくく雪崩れ斜面に入り込んでしまう。登り返してちょうど槍平から上がって来た人たちと会い正しい尾根を聞き下った。登ってきた印象よりずっと急な尾根だったようだ。ここは目印を置いておいたほうが良いだろう。
下りは早い。滝谷避難小屋でC3。避難小屋にテントを張る。テント場は停滞用に持って来たトランプで盛り上がった。
夜2時ごろ、高音と重低音が規則正しく鳴り響く。「キーン ゴーン キーン ゴーン」。とても綺麗な音で、誰か登っているのだろうかと思いながらこの音を録っておきたいと思い2時6分に録音する。この音を拾うのは無理だろうと思っていたから録れていなくても気にしなかったが、翌日他のメンバーに聴こえたか聞いていても皆聴こえなかったと答えた。とても綺麗な音だったのに残念だ。2分音符交互に始めは同じ大きさで聴こえそこから少し遠ざかり15分ほどで次第に消えていった。
1月1日
明けましておめでとうございます。翌日もトレースを辿って順調に下る。前日より冷え込んだためか?雪が綺麗な結晶になって空から降ってきた。今年1年もまた、山にたくさん入れる1年になって欲しい。今年もまた宜しくお願い致します。
(Kn, Iz, My, Sw, Yo) by Yo
2012年12月29日土曜日
2012年12月26日水曜日
2012年12月23日日曜日
12月23日 中道→御在所→鎌ヶ岳→長石谷
すっかり雪なしの御在所。藤内沢を登ることは諦め中道を登る。岩場トラバース上、武平峠への下りの一部、鎌ヶ岳直下は氷が張りアイゼンを履いたものの、ほぼ雪なしの登山道だった。
下山はメンバー全員が下ったことのない長石谷を下ることにする。男性的と言われる岳峠からの鎌ヶ岳。
下山はメンバー全員が下ったことのない長石谷を下ることにする。男性的と言われる岳峠からの鎌ヶ岳。
長石谷は沢道で、ガレ、渡渉、高巻き有。滝壺の魚影を皆で探しつつ、飛び込みそうな勢いで遊びながら中道登山道近くの駐車場の下に出た。登山道を皆で探しつつ下ることは菰野の山行ではあまりないので、とても新鮮な下りだった。
(Kn, Iz, My, Sw, Yo)by Yo
2012年12月16日日曜日
12月16日 御在所 上部3ルンゼ
御在所へ車を走らせる。道路上の電光掲示板の温度計は12℃。
先週のルンゼに張ったベルグラもあらよあらよと融け、雪解けの轟音が裏道に響く。山の上公園から3ルンゼに降りると、そこは融けずに雪と氷が残っていた。3ルンゼ脇をアイゼン・ピッケルで登った。その後武平峠まで行って登り返し、そのまま冬とは思えない陽気を背負って裏道を下った。
先週のルンゼに張ったベルグラもあらよあらよと融け、雪解けの轟音が裏道に響く。山の上公園から3ルンゼに降りると、そこは融けずに雪と氷が残っていた。3ルンゼ脇をアイゼン・ピッケルで登った。その後武平峠まで行って登り返し、そのまま冬とは思えない陽気を背負って裏道を下った。
(St、Kn、、Sw、Yo) by Yo
2012年12月8日土曜日
12月8日 御在所一壁アイゼントレーニング
鈴鹿スカイラインの冬期ゲートが閉まった。
先週の雪はどこへやら。すっかり雪は融けているものの中又がベルグラ(薄い氷)になっていた。「今年も繋がりそうだな」「バットレス横にもベルグラがあるよ」「繋がれば登れますか?」嬉しそう。嬉しそう。嬉しい。
>テスト岩でアイゼン練習をして
1、足の上げすぎ厳禁。1、スタンスにのるときのピョン跳びは特に厳禁。
前爪がズレてしまうので岩はそっとのらねばなりません。
>一壁へ
Stさんトップで2ルートに登る。ああ、やっぱり降り出したね。Knやんさんトップで2本目。リード中にあらよあらよと雪が降り、ホールドスタンスとも雪に埋まってしまった。「まじですかーーー。」ただでさえ、見分けのつかないスタンスが雪に埋まってしまいました。
雪を払おうとするのだけど細かな所は払えなくて凹みに残った雪は氷みたいに透けて深さが分からない‥。
雪は降っているものの今日はまだ暖かい。Stさんの年季の入った雨具はよくお手入れされていました。私のナイロン100 %ヤッケは雪を吸ってしっとり。Knやんさんの雨具もしっとり。
(St、Kn、Yo) by Yo
午後から上がってくるNaさんを待っている間、小屋下でロープを投げられない状況を設定した懸垂下降の練習。腰にザイルをぶら下げて下りる。
先週の雪はどこへやら。すっかり雪は融けているものの中又がベルグラ(薄い氷)になっていた。「今年も繋がりそうだな」「バットレス横にもベルグラがあるよ」「繋がれば登れますか?」嬉しそう。嬉しそう。嬉しい。
>テスト岩でアイゼン練習をして
1、足の上げすぎ厳禁。1、スタンスにのるときのピョン跳びは特に厳禁。
前爪がズレてしまうので岩はそっとのらねばなりません。
>一壁へ
Stさんトップで2ルートに登る。ああ、やっぱり降り出したね。Knやんさんトップで2本目。リード中にあらよあらよと雪が降り、ホールドスタンスとも雪に埋まってしまった。「まじですかーーー。」ただでさえ、見分けのつかないスタンスが雪に埋まってしまいました。
雪を払おうとするのだけど細かな所は払えなくて凹みに残った雪は氷みたいに透けて深さが分からない‥。
雪は降っているものの今日はまだ暖かい。Stさんの年季の入った雨具はよくお手入れされていました。私のナイロン100 %ヤッケは雪を吸ってしっとり。Knやんさんの雨具もしっとり。
(St、Kn、Yo) by Yo
午後から上がってくるNaさんを待っている間、小屋下でロープを投げられない状況を設定した懸垂下降の練習。腰にザイルをぶら下げて下りる。
やってみるとザイルの繰り出し方向など中々難しい‥。ザイルを岩で擦らないように丸太を置いたが丸太が落ちてこないか心配だったり、急にバックアップ取らなきゃ、これいったかなぁ?と行ったり来たり。止まり具合を確認しながら下りたがそれでも擦ってしまいちょっと毛羽立った。8 mm(細いロープ)が毛羽立つと迫力ありますね‥。これ以上の支障はご遠慮したい‥。戦意喪失してしまいました。2時間で2本‥。携帯の電源を入れると落ち合い場所の変更メールが。時間を見るとその時間ではないですか!焦(@□@;)急いで片付けて下ろうと思ったら小屋の鍵のかけ方がいまいち分からず『アワアワ(@□@;)』していたらNkさんが小屋まで辿り着いた。縦走用アイゼンGETしました。ありがとうございます。丸太片付け忘れました。すみません m(__;)m
2012年12月2日日曜日
2012年11月23日金曜日
11月23日 御在所 前尾根アイゼントレーニング
山麓の紅葉が始まった。季節相応に寒いが人少なく快適に前尾根でトレーニング。
私は初めての岩場アイゼントレーニング(以下アイトレと表記)。アイスもしたいと思っていると購入したサイボーグは前爪が長く前尾根のスタンスに乗り難い‥。
‥‥‥‥
“ちゃんと”アイスクライミング用を購入したらしい♪(笑)
前尾根は縦走用のアイゼンの方が登り易いとのこと。サイボーグはトーベイルの位置が移動出来るので、用途は違えど今年度はどっちにも使おうかな。
(製品サポート情報:写真10、11トーベイル取外し取付け方→http://www.lostarrow.co.jp/support/ti_156.html)
御在所に雪はまだない。買出しして、希望荘の日帰り入浴(500円)を利用した後小屋へ帰る。ポツポツとメンバー集まり、鍋と焼肉を肴に年末年始の山行について話し合う。
七輪の煙 小屋中にけぶる 夕(ユウ)
(前尾根Yu-Yo、Is-Kn、話し合い +St、Iz、My、Sw) by Yo
私は初めての岩場アイゼントレーニング(以下アイトレと表記)。アイスもしたいと思っていると購入したサイボーグは前爪が長く前尾根のスタンスに乗り難い‥。
‥‥‥‥
“ちゃんと”アイスクライミング用を購入したらしい♪(笑)
前尾根は縦走用のアイゼンの方が登り易いとのこと。サイボーグはトーベイルの位置が移動出来るので、用途は違えど今年度はどっちにも使おうかな。
(製品サポート情報:写真10、11トーベイル取外し取付け方→http://www.lostarrow.co.jp/support/ti_156.html)
御在所に雪はまだない。買出しして、希望荘の日帰り入浴(500円)を利用した後小屋へ帰る。ポツポツとメンバー集まり、鍋と焼肉を肴に年末年始の山行について話し合う。
七輪の煙 小屋中にけぶる 夕(ユウ)
(前尾根Yu-Yo、Is-Kn、話し合い +St、Iz、My、Sw) by Yo
2012年11月18日日曜日
2012年11月10日土曜日
11月10日 セルフレスキュー練習2日目
本日はレスキュー練習2日目。気持ちの良い秋晴れ。
本日の内容:
・ライジングシステムの作製
・カウンターラッペルでの懸垂下降
・宙吊り状態からの自己脱出
未実施な主なレスキュー技術項目:
・ボルト打ち(支点の作製)練習
・こぶ(結び目など)の通過技術
・搬送など
日本アルパインガイド協会出版のレスキュー技術の本を、Msさんが小屋にしばらく置いておいてくれるとのこと。小屋の中でもロープを掛けて練習可能。
小屋の石垣にある練習用の支点で、4組に分かれて練習。各々6分の1、5分の1なども作ってみる。フォローの引き上げをシュミレーションして行ったが、足場が狭い所で自己確保しながらなので引ける範囲も狭い。上(支点側)から下へと体重をかけてザイルを引きたいところだが、カラビナが増えると摩擦も増える。
午後は小屋横の木に支点をとり、オーバーハング下で宙吊りになったことを想定して自己脱出を試みる。スリングがある場合と1本しかない場合、ザックを背負った状態などで練習した。1本で行うには長いスリングが必要だ。マッシャーを上へ押し上げるまでは出来るのだが、その後メインロープを蹴るところでYo力尽きてしまった。また、午前と午後で少しずつカウンターラッペルでの懸垂下降の練習をした。
個人的に懸垂下降は練習足らずで、練習しなければ私が行うことは危険だと感じています。出来るようになるまではそのような場合となったら救助を求めに行くつもりです。
家に帰って5分の1が作れずネット検索してみると雲海@岳樺クラブさんの考察を見つけた。「プーリーは自分に近い側に使うと良い」との内容で面白い。プーリーを持って行くならとりあえず1つあれば良いのではないだろうか。
【雲海@岳樺クラブさんの考察URL↓↓
↑↓今回の練習でほぼプーリーは使用しなかったので滑車=カラビナと読み替えてください。
3分の1方式(p4図4.1.1):滑車3は摩擦が増えるのでなくても良いがあると上から下へ体重をかけて引ける良さがある。ATCガイドであれば滑車1のオートブロックの部分のフリクションノットは要らない。ただし後に懸垂下降などでATCガイドを使用したい場合は、フリクションノットを作製しバックアップをとった後、メインロープの加重を移して取り外し可能。3分の1から6分の1を作製する場合は滑車を1つ増やしフリクションノットで滑車2の折り返し部分と繋ぐ(システムを足す)だけなので組みやすい。
5分の1方式(p7図4.2.1):メインロープの折り返し回数は3分の1と同じ。メインロープに取り付けたフリクションノット付きカラビナで1 mほどの長い細引き(ソウスリングも可。繋ぎ目、結び目がない方が扱い易い。)を折り返し、それぞれの端を滑車1側の支点と滑車3(図4.1.1でいう滑車2)に繋ぐ。3分の1から5分の1への組み替えは3分の1の滑車2の付け替えがあるので覚えていないと分からなくなりそう。】
↑↑言葉では分かりにくいですね‥。You Tubeにレスキュー動画をあげられている方がいました。
「上手に組めたシステムは写真を撮っておけば良かった‥」が、帰ってきてから感じた感想でした。
(Yu、N、St、On、Sm、Is、Iz、Sw、Km、Yo、Teacher Ms) by Yo
2012年11月3日土曜日
11月3日 セルフレスキュー練習1日目
本日はあみだ岩にてセルフレスキュー練1日目。
スリングを使ったロープの上り下り、確保器の仮固定など練習する。夕方小屋の石垣にてMs氏から懸垂下降時のレスキューについて教わる。カウンターを取って事故者を押し上げ問題の部分(例えば負傷者の確保器のテンションなど)を解除する方法を教わった。またセカンドビレイ時のATCガイドのブロックの解除についても確認する。
これまで気にしていなかったが、環付きカラビナはレスキュー時のスリングなどのすべりを考えると本体(リング)に丸みがあるものが良いとのこと。(例えば左のものではなく中央もしくは右のもの)
レスキュー技術はガイド向けサイトなどにて見れるとのこと。日本アルパイン・ガイド協会は動画の視聴が可能。http://www.agsj.org/rescue/index.php
じっとしているととても寒い一日。日暮れも早くなり、下山道から見る四日市の夜景がとてもキレイだった。
来週も宜しくお願いします。
(Yu、N、St、Sm、Iz、Sw、Km、Yo) by Yo
スリングを使ったロープの上り下り、確保器の仮固定など練習する。夕方小屋の石垣にてMs氏から懸垂下降時のレスキューについて教わる。カウンターを取って事故者を押し上げ問題の部分(例えば負傷者の確保器のテンションなど)を解除する方法を教わった。またセカンドビレイ時のATCガイドのブロックの解除についても確認する。
これまで気にしていなかったが、環付きカラビナはレスキュー時のスリングなどのすべりを考えると本体(リング)に丸みがあるものが良いとのこと。(例えば左のものではなく中央もしくは右のもの)
またカウンターを取る時に使用するカラビナはプーリー内蔵のものを使用していた。バックアップは細引きで行う他にも、タイブロックやシャント等様々な器具があるそう。レスキュー用に持っていらっしゃったダイニーマ?の5.5 mmロープ(7 mほど?にしたもの)なども見せてもらった。
セルフレスキューで大切なのは“そのときあるもの”で出来ること。
レスキュー技術はガイド向けサイトなどにて見れるとのこと。日本アルパイン・ガイド協会は動画の視聴が可能。http://www.agsj.org/rescue/index.php
じっとしているととても寒い一日。日暮れも早くなり、下山道から見る四日市の夜景がとてもキレイだった。
来週も宜しくお願いします。
(Yu、N、St、Sm、Iz、Sw、Km、Yo) by Yo
2012年11月1日木曜日
11月1日 修験業山から栗ノ木岳
松坂辺りには修行の山が多いらしい。松坂ではないが、美杉にあるまさに修行場と思われる山に登る。
杉山の奥に見えてくる広葉樹の美しい山がこれから登る三峰(みうね)山脈のようである。登山口は川上山若宮八幡宮の社務所横。すぐの急登を予想するも始めはもみじが植えられた明るい登山道で美しい。本には見晴らしはあまり良くないと書いてあったが、ちょうど落葉後で見晴らしが良く明るい稜線だった。トリカブトが花を咲かせている。
広葉樹の紅葉は美しい。
走ってったよ‥、と衝撃を受けつつ駐車場まで。中旬にはこの宮のもみじにも彩が下りてくるだろう。雲出川の源流の宮にて、なで牛ならぬ『なで鳥』をしっかりなでておいた。by Yo
杉山の奥に見えてくる広葉樹の美しい山がこれから登る三峰(みうね)山脈のようである。登山口は川上山若宮八幡宮の社務所横。すぐの急登を予想するも始めはもみじが植えられた明るい登山道で美しい。本には見晴らしはあまり良くないと書いてあったが、ちょうど落葉後で見晴らしが良く明るい稜線だった。トリカブトが花を咲かせている。
広葉樹の紅葉は美しい。
若宮峠から下山するも急斜面のトラバースな上もろい岩質の為ガレガレで下りにくい。。近くでミシミシと音を立てる木に慌てる。根ごと倒れている倒木に渡渉点が一部塞がれている。
はっきりした沢とデポ旗で迷うことはないものの、下っていて気持ちの良い道ではなかった。
と、思ったらやたら大きい‥、しかし長いものが横を通り過ぎて行くではないですか!!??
ふり返るとやたら尾っぽの長い丸々とした鳥が鳴き声も立てず、テテテテテテテと足速に“走り”去っていった‥。
走ってったよ‥、と衝撃を受けつつ駐車場まで。中旬にはこの宮のもみじにも彩が下りてくるだろう。雲出川の源流の宮にて、なで牛ならぬ『なで鳥』をしっかりなでておいた。by Yo
2012年10月24日水曜日
2012年10月23日火曜日
10/22 芯詰めスリング
先輩たちは先々週も先週も御在所トレーニング(各リンク参照)。なんだか楽しそう‥。
ちゃくちゃくとスキルを重ねるSw氏にちょっとジェラシー感じながらも今日は楽しくスリング作り。
ここから本文↓↓
①8 mmロープ(本当は7 mm欲しかった)、長さ2.5 mの端を片方だけ切ります。
②ギュッと押すと中心の芯(4本入っていました)が出るのでそいつをひっぱり約70 cmカットします。
ここはちょっと難しいです。長くなった表皮が芯を覆ってしまって、くっつけるのに何回か先をカットし直しました。
④最後にダブルフィッシャーマンでスリングにします。
⑤出来上がり。ループ長さだいたい60 cmになりました。
最後に自分の持っているダブルロープ(8.92 mm)とシングルロープ(10 mm)でプルージックのかかり具合をチェックします。
‥‥‥ダメだ!!かからない!!
口径が小さいものではよく効くのですが口径が大きいと絡み具合が悪いようです。
懸垂下降のバックアップは大体マッシャーということで今度はマッシャーを試しました。あれ?これはクライムハイストですね‥。
芯詰めスリングはたくさんカットするのでもっと表面がぶよぶよするかと思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。表皮が編みこんで作られているからかな。
以上、『芯詰めスリング』作りでした。 by Yo
ちゃくちゃくとスキルを重ねるSw氏にちょっとジェラシー感じながらも今日は楽しくスリング作り。
ここから本文↓↓
今まで手掛かり用として持ち歩いていた5 mmのロープをスリングにして懸垂下降のバックアップに使用したものの‥、細すぎるとのこと。ロープとの絡みは良いがどうやら強度が足らないらしい。
ということで、ループ長さ60 cmのスリングをを2本作ろうと7 mmロープ3 mを購入しスリングを自作し直したものの‥、ループの長さが短すぎてとても使えない代物になってしまった。口径が大きくなった分結び目にもたくさん長さが要るらしい。。。
スリングの芯が抜けると聞いてその7 mmを芯抜きしたものの、どうやら芯は全部抜いてはいけなかったらしい‥。
抜いてしまった芯は戻せないので、今日は新たに購入した8 mmロープ(7 mmが売り切れで‥)で『芯詰めスリング』作りに挑んだ。(山と渓谷社「アルパインクライミング」によると7 mmロープ2.2 mの芯を60 cm(約30 %)切って詰めるとある。)
②ギュッと押すと中心の芯(4本入っていました)が出るのでそいつをひっぱり約70 cmカットします。
③すぐにライターで炙って芯と表皮をくっつけます!!
ここはちょっと難しいです。長くなった表皮が芯を覆ってしまって、くっつけるのに何回か先をカットし直しました。
④最後にダブルフィッシャーマンでスリングにします。
⑤出来上がり。ループ長さだいたい60 cmになりました。
最後に自分の持っているダブルロープ(8.92 mm)とシングルロープ(10 mm)でプルージックのかかり具合をチェックします。
‥‥‥ダメだ!!かからない!!
口径が小さいものではよく効くのですが口径が大きいと絡み具合が悪いようです。
懸垂下降のバックアップは大体マッシャーということで今度はマッシャーを試しました。あれ?これはクライムハイストですね‥。
しっかり絞ればダブルのロープ、シングルのロープともに効きました。
効き具合なかなか難しいですね。。。。芯詰めスリングはたくさんカットするのでもっと表面がぶよぶよするかと思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。表皮が編みこんで作られているからかな。
以上、『芯詰めスリング』作りでした。 by Yo
2012年10月8日月曜日
10/8 御在所 一壁
私は一ヶ月ぶりの御在所練習。前日に椿岩に行っていたので今日は調子が良い。椿では、お互いのエイトノットの確認と、ハーネスチェック、リードビレイでの注意点やコツを教わり、5.9のルートを中心に遊ばせてもらった。
前日の御在所は風があり寒かったようで、前日に御在所の中尾根に行っていたという先輩方はダウンなど防寒具を持参されていた。
今日は小さな落石がちらほら、大きな落石も前尾根(おそらくP7)あたりであり岩の緩みが気になる1日だった。
私は今回、はじめて外岩のリード。登る前2回セカンドのビレイの組み方を練習して挑んだが、やはりいざ登って上で組んでみると色々反省点があった。
反省点1:自分のビレイループにATCガイドを付けているつもりでビレイポイントに引っ掛けてしまう
リード確保時ワイヤーケーブルに環付きカラビナを付けて使用していたため、それをそのままビレイ支点にかけてしまいがちだった。これだと、セカンドビレイ中せっかくのATCガイドの墜落時のブロッキングがかからない(ただのグリップビレイになってしまう)。メタルアイに環つきカラビナをかけそれをビレイポイントにかけると墜落時ブロッキングがかかる。(下図参照)
【その他】
・懸垂下降
下降時の制動をかけすぎてしまって、カックカックと降りてしまう。制動がかかりすぎる前に緩めていくようにとのこと。今回デイジーチェーンに懸垂下降のロープが一回りしてしまい(これは左ききだったため先輩にチェックしてもらったあとロープをくぐって下側の手を左手にしたことによる)、その摩擦もかかってしまった。下側の手を放さずにその手より下側のザイルを肩に回して頭をくぐらせればもとに戻せるとのこと。
・登攀時
ホールドを探すのではなくスタンスを探して登って、スタンスを決めてからホールドを決めた方が良いとのこと。
以前御在所P7での滑落があったが、私は一度もセカンドビレイをしたことがなかったのでその話が分からなかった。今回Izさんにセカンドビレイの練習に付き合ってもらいその時分からなかった「折り返し」の説明など聞くことが出来た。
登りこみがまだまだ足らないので、しばらくまた登りこみに精を出そうと思います。
誤った点などありましたらご指摘下さい。
(Yk、St、Iz、Kw、Sw、Yo) by Yo
前日の御在所は風があり寒かったようで、前日に御在所の中尾根に行っていたという先輩方はダウンなど防寒具を持参されていた。
今日は小さな落石がちらほら、大きな落石も前尾根(おそらくP7)あたりであり岩の緩みが気になる1日だった。
私は今回、はじめて外岩のリード。登る前2回セカンドのビレイの組み方を練習して挑んだが、やはりいざ登って上で組んでみると色々反省点があった。
反省点1:自分のビレイループにATCガイドを付けているつもりでビレイポイントに引っ掛けてしまう
リード確保時ワイヤーケーブルに環付きカラビナを付けて使用していたため、それをそのままビレイ支点にかけてしまいがちだった。これだと、セカンドビレイ中せっかくのATCガイドの墜落時のブロッキングがかからない(ただのグリップビレイになってしまう)。メタルアイに環つきカラビナをかけそれをビレイポイントにかけると墜落時ブロッキングがかかる。(下図参照)
反省点2:スクリューカラビナの環を内側に押しながら回してしまう
クセでしょうか‥。これだと、環を回しているときにカラビナが開いてしまいがち。スクリューは回す方向も環の向きで逆にしてしまうこともあるのでさらに時間を要してしまうなぁと感じた。慣れでしょうか‥。オートロックカラビナの方がこの点で良いような気がした。
セカンドビレイをするならビレイ支点から直接だと近すぎて操作しにくいとのこと。先輩はスリングの短い環付きカラビナのヌンチャクをそれ用に1本持っていました。クセでしょうか‥。これだと、環を回しているときにカラビナが開いてしまいがち。スクリューは回す方向も環の向きで逆にしてしまうこともあるのでさらに時間を要してしまうなぁと感じた。慣れでしょうか‥。オートロックカラビナの方がこの点で良いような気がした。
【その他】
・懸垂下降
下降時の制動をかけすぎてしまって、カックカックと降りてしまう。制動がかかりすぎる前に緩めていくようにとのこと。今回デイジーチェーンに懸垂下降のロープが一回りしてしまい(これは左ききだったため先輩にチェックしてもらったあとロープをくぐって下側の手を左手にしたことによる)、その摩擦もかかってしまった。下側の手を放さずにその手より下側のザイルを肩に回して頭をくぐらせればもとに戻せるとのこと。
・登攀時
ホールドを探すのではなくスタンスを探して登って、スタンスを決めてからホールドを決めた方が良いとのこと。
以前御在所P7での滑落があったが、私は一度もセカンドビレイをしたことがなかったのでその話が分からなかった。今回Izさんにセカンドビレイの練習に付き合ってもらいその時分からなかった「折り返し」の説明など聞くことが出来た。
登りこみがまだまだ足らないので、しばらくまた登りこみに精を出そうと思います。
誤った点などありましたらご指摘下さい。
(Yk、St、Iz、Kw、Sw、Yo) by Yo
2012年9月29日土曜日
9/29 御在所岳中道から一の谷新道
本日は台風前の穏やかな晴天。登山初心者2名含む4人で御在所岳に登る。
中道始めでトレーニングするMy氏に出会う。本日は25kgのボッカ練習のもよう。
こちらはゆっくりと登り昼頃山頂。御在所の特権、リフトを使い山頂まで。リフト、楽しい‥。山頂の人通りが少ない岩で登れるルートを3本作り、ボルダリングして楽しい。
ほぼ登山初めての2人がすごく歩けたので、帰りは始めてだけど一の谷新道に行くことにした。ゆっくりゆっくり。所々「中級者向け」の看板がある。ゆっくりゆっくり。中道から見えていた見晴台の上でまたのんびりして、途中『岩萌え』エリア(笑)にてボルダリングして御在所山の家まで下った。
紅葉は山の上公園のシロヤシオが軽く色付く程度。みんな最高の笑顔。涼しく快適な登山だった。
(Ok, ItE, ItH, Yo) by Yo
中道始めでトレーニングするMy氏に出会う。本日は25kgのボッカ練習のもよう。
こちらはゆっくりと登り昼頃山頂。御在所の特権、リフトを使い山頂まで。リフト、楽しい‥。山頂の人通りが少ない岩で登れるルートを3本作り、ボルダリングして楽しい。
ほぼ登山初めての2人がすごく歩けたので、帰りは始めてだけど一の谷新道に行くことにした。ゆっくりゆっくり。所々「中級者向け」の看板がある。ゆっくりゆっくり。中道から見えていた見晴台の上でまたのんびりして、途中『岩萌え』エリア(笑)にてボルダリングして御在所山の家まで下った。
紅葉は山の上公園のシロヤシオが軽く色付く程度。みんな最高の笑顔。涼しく快適な登山だった。
(Ok, ItE, ItH, Yo) by Yo
2012年9月28日金曜日
2012年9月12日水曜日
2012年9月5日水曜日
2012年8月27日月曜日
2012年8月27日 堀坂山(ホッサカサン)から観音岳
日帰りトレーニング。堀坂山への登りに特大のリスがキーキーと木を駆け上っていく。ニホンリスだろうか。
雌岳では石垣の中にスネーク。。。。ピークには背の高いのぼりが2本ありビックリする。小屋も2つ。トイレらしき建物があり人が住んでいる気配がする。
堀坂峠への下りは快適。ここで前に壊れた軽登山靴が再び壊れた。もう、‥寿命ですね。
峠からすぐに観音岳への登りに入る。やーやーやー。こちらの方が展望が良いですね。南東側の展望が良くさっき登った堀坂山ののぼりも見えている。
下りは野鳥の森コースへ。途中クモの巣にひっかかり大慌て、小滝では2匹目のスネークが今度はこちらへ向かってくるではないですか・・・・、わーわーわー。階段の右と左にゆずり合って進むもぬめった石に滑ってしまった。
2012年8月20日月曜日
2012年8月18日土曜日
2012年8月17日金曜日
2012年8月15日水曜日
2012年8月15日 御在所岳前尾根P5~P3
本日の御在所は1日中霧の中。前尾根シュミレーションを下見するもジメジメ。下部を巻いてP5から取り付く。P3でトップロープを張りスラブと割れ目の練習。
余分に用意していたはずの飲み物が底を尽くほどの汗。まるで1日中御在所を泳いでいたかのようだった。
(St、Sw、Yo)
余分に用意していたはずの飲み物が底を尽くほどの汗。まるで1日中御在所を泳いでいたかのようだった。
(St、Sw、Yo)
2012年8月14日火曜日
2012年8月6日月曜日
2012年8月5日 御在所岳一壁 ブーメラン
今日、御在所はとっても涼しい。いつもより1時間早く集合して1時間早く一壁についたらポータレッジが2つ張ってあった。
帰りに小屋前でボルダーをしているKwさんと会った。前日の名張は中々手強かったそう。
ポータレッジで練習していたのは同志社大山岳部の方たちでした。↓↓山岳部でこれだけの部員数‥、すごいですね!!ブログ執筆者のYabuさん、とってもフレンドリー。インドネシア頑張ってねー。http://dac.blog.eonet.jp/default/2012/07/post-5068.html
(St、On、Ks、My、Sw、Yo)
人が少なくさっそく取り付く。懸垂下降を重点的に行い午後からはブーメランにトップロープを張って遊んだ。St氏は難なくクリアー。Ks氏ちょっとコース右にずれつつも屈曲部上部まで。On氏屈曲部前の壁にて苦戦。新人&2年目は最初の右に体重を移して壁を乗り移る所で苦戦。
ポータレッジで練習していたのは同志社大山岳部の方たちでした。↓↓山岳部でこれだけの部員数‥、すごいですね!!ブログ執筆者のYabuさん、とってもフレンドリー。インドネシア頑張ってねー。http://dac.blog.eonet.jp/default/2012/07/post-5068.html
(St、On、Ks、My、Sw、Yo)
2012年8月4日土曜日
2012年7月31日火曜日
2012年7月28日 愛知川(神崎川) 大瀞-白滝谷
今日は夏休みに入ったIs Jr.も参加。大瀞はその名に違わぬ水の溜め様である。まだ水が冷たく入水には思い切りが必要だったが、水量が多くほとんど泳いでヒロ沢まで行くことになった。寒い寒い。
ヒロ沢には、保護者に引率されて来たと思われる小中学生&沢遊びに来たと思われる若い集団がおり泳ぎを満喫していた。ヒロ沢でお湯を沸かしカップ麺をほおばり、お腹をいっぱいにして再び出発。
ヒロ沢から下は水量も多い為2~3ヶ所で飛込みが出来た。Is氏は頭から飛び込む達者振りを見せた。白滝谷に近づくとちらほら魚の影が。谷尻谷を覘くと淵のキレイな滝があった。
登りの暑さもありお風呂はしっかり浸かって進む。白滝谷ではお腹の膨らんだアカハライモリに会い、そのすぐ後にもう1匹会った。今日はこの2匹しか見ていないからお腹の子の父親は後に見たイモリなのかもしれない。
Yoは前々回に引き続きソールが剥がれた。もう古い靴は持ってきません。(‥もう古い靴は全てソールが剥がれました。)なぜか道中Yoは「大瀞」とIs氏に呼ばれていた。しかし当の本人は帰りの車までずっと魚の大トロと呼ばれていると勘違いしていた‥。(完)
(St、Is、Is Jr.(Yu)、Yo)
ヒロ沢には、保護者に引率されて来たと思われる小中学生&沢遊びに来たと思われる若い集団がおり泳ぎを満喫していた。ヒロ沢でお湯を沸かしカップ麺をほおばり、お腹をいっぱいにして再び出発。
『おー、団体さんの人数が減ってると思っていたらここに居たんだ。』七丈淵のスライダーの滝で数人が滑り台を楽しんでいる。水量が多く右も左も滑れそうだったが、皆様に習って右を滑る。みんな水着で寒くないのかなぁ。
ヒロ沢から下は水量も多い為2~3ヶ所で飛込みが出来た。Is氏は頭から飛び込む達者振りを見せた。白滝谷に近づくとちらほら魚の影が。谷尻谷を覘くと淵のキレイな滝があった。
Yoは前々回に引き続きソールが剥がれた。もう古い靴は持ってきません。(‥もう古い靴は全てソールが剥がれました。)なぜか道中Yoは「大瀞」とIs氏に呼ばれていた。しかし当の本人は帰りの車までずっと魚の大トロと呼ばれていると勘違いしていた‥。(完)
(St、Is、Is Jr.(Yu)、Yo)
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